せっかく頑張って技術ブログを運営していても、あまり読まれず、反応をもらえないことほど悲しいことはありません。
僕も時には1日以上かけて書いたのに、ほとんど読まれにずに『頑張って書いたあの時間はなんだったんだ...』と思うこともあります。笑
書く記事によっては仕方がない場合もありますが、書き方や何を書くかを意識することで、読まれる記事にすることは可能です。
- 少しでも多くの人に読まれる技術ブログにしたい
- 今より検索流入を増やしたい
- 技術ブログの具体的な書き方やネタの探し方を知りたい
この記事は、👆こんな方向けに書いています。
アフィリエイターや本業がメディア運営の方向けの内容ではありません。
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この記事の目次
なぜ技術ブログを書くのかを意識する
ブログやメディア運営は、目的をはっきりさせないと、続きません。自分の中で『なぜ技術ブログを書くのか』を意識すると、書く内容や方向性に関して迷いが少なくなります。
技術ブログの場合、例えば下記のような目的があるかもしれません。
- 備忘録的にインプットした事を記録する
- 技術ブログ経由で仕事をとる
- 転職の際に有利になるようにアウトプットする
- 好きなこと(技術的な内容)をアウトプットしてお金も稼ぎたい
基本的にどんな目的でも問題ありません。途中で目的が変わっても良いと思います。その時々で目的が明確なことが大事です。
技術ブログは何を使って書くべき?
- WordPress(テンプレや自作)
- SSG(テンプレや自作)
- zenn
- Qiita
- note
このように技術ブログを始める手段はたくさんあります。目的や今後の方向性によって、何が最適かは変わってきます。
SSGとは、Static Site Generationの略です。超雑な説明になりますが、爆速なサイトを作れます。ただし、ReactやVueが扱えないと作れないので、フロントエンドエンジニア向けです。
今後の拡張性も考えると『WordPress / SSG』がおすすめ
既存のプラットフォームを使う方法は、簡単に始められる一方で自由度が低く、やりたいことが出来ないこともあります。
その点WordPressやSSGで作る場合、自分でドメインやサーバーを契約するので費用も手間もかかりますが、自分の好きなように運用できます。
僕がクライアントワークでメディアを立ち上げる際は、下記のフローを提案することが多いです。
- 有料のWordPressテーマを使って始める
- 2,30記事程度記事を入れて検索順位や運用体制を考慮して方向性を固める
- もしオリジナルのデザインで運用したい場合、見た目だけリニューアル
このように提案するのは、最初からオリジナルのデザインで作っても続かないことがあるのと、有料のWordPressテーマはかなり高品質だからです。
今自分のサイトを作るとしても、同じ流れにすると思います。やりたいことが変わることはよくあるので、なるべく自由度が高い方法を取っています。
技術ブログをWordPressで始める8つのメリット上の記事で、さらに詳しくWordPressで始めるメリットを紹介しています。
気軽に始めたいなら『zenn / Qiita / note』がおすすめ
既存のプラットフォームを使うメリットは、なんといっても簡単で、すぐに無料で始められる点です。また、プラットフォームからの流入も見込めるのも良い点です。
プログラミング関連であれば、zennかQiitaが良いです。今はzennの方が勢いがありそうです。
コードの解説をあまりしないのであれば、noteでも良いかもしれません。zennとQiitaと違い、noteはオールジャンルなので、書ける記事に制約がないのは良い点です。
既存のプラットフォームで始めて、後にWordPressやSSG移行しても良いのですが、懸念点もあります。
- プラットフォームから独自ドメインにリダイレクトできない
- 新規サイトはGoogleに評価されるまでに時間がかかる
どちらもSEO的にもったいないなと感じます。詳しくは前述した、技術ブログをWordPressで始める8つのメリットをご覧ください。
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技術ブログの具体的な書き方
ここから、読まれる技術ブログにするための書き方を紹介します。
どちらかというと、WordPressやSSGでサイトを作り、検索流入を少しでも多くすることにフォーカスした内容になっています。
Step0:技術ブログのテーマを決める
まずはブログのテーマとざっくりでも良いのでターゲットを決めると良いです。
自分が得意なこと / 好きなこと / 勉強していることをテーマにすると良いです。大きなテーマよりも、ニッチでも何かに特化していた方が良いです。
例えば
- Figmaの使い方を中心に発信する
- コーディングのTips集を作る
- GSAPの基本的な使い方や実例・応用例を中心にweb制作で使うJavaScriptに関して発信する
- オリジナルのNext.jsチュートリアルのようなコンテンツを作る
テーマは、途中で変わったり増えたりしても問題ないです。テーマが増えたらカテゴリを増やせば良いです。
Step1:書く記事を決める
どんな記事を書くか決める際は、”少しだけ”検索ワードを意識すると良いです。
アフィリエイターや集客を目的にしているメディアでは、『何を書くか』にかなり時間を割きますが、技術ブログの場合そこまでしなくても良いと思います。ただし、少し意識するだけでも、上位表示される可能性が高まります。
- どのワードで検索された時に上位表示させたいか意識する
- そのワードの検索ボリュームはどれくらいか
- そのワードで現状上位のサイトはどんなコンテンツか
これだけ意識すれば良いと思います。
例えば、仕事でnext.jsで目次を作ったので、それを技術ブログにまとめるのはどうかと考えたとします。この場合、『next.js 目次』で上位表示させることになります。
『next.js 目次』の検索ボリュームは、キーワードプランナーを使うとざっくりですが調べられます。
月間0~10なのでかなり少ないです。
かなりざっくりな目安ですが、検索ボリュームの多さは下の表を参考にしてください。
検索ボリューム | 多いか少ないか |
---|---|
0~10 | かなり少ない |
10~100 | 運営初期に狙うにはちょうど良い |
100~1000 | 多いけど技術ブログであれば狙えることもある |
1万~ | 多すぎ&検索意図が不明瞭なため狙わない |
補足ですが、『技術ブログであれば狙える』と書いたのは、技術ブログはあまりSEOを意識して書かれていないので、SEOを意識すれば狙える範囲という意味です。
検索ボリュームが多いと競合も多くなります。また、例えば『JavaScript』など1語のワードは検索意図が不明瞭になります。
検索ボリュームがざっくりわかったら、実際にそのワードで検索して、1ページ目の記事は全てざっくり目を通します。
各記事、どんな構成や内容になっているのかを参考にします。上位のサイトのコンテンツ ≒ ユーザーの知りたいコンテンツと思って良いです。したがって、自分が書く際も上位のサイトのコンテンツは網羅しつつ、独自性を出す形になります。
技術解説記事はどうして他の記事と似てしまいますが、工夫して分かりやすく解説するなど、独自性を出しましょう。
Step2:タイトルと構成を決める
タイトルには必ず、検索ワードを含めます。『技術ブログ 書き方』を狙うのであれば、『読まれる技術ブログの書き方!技術メディア運営者が解説!』のようなタイトルになります。
記事の構成は、前述した通り、狙うワードで現状1ページ目にあるサイトのコンテンツを網羅しつつ、独自性を出すことを意識して決めます。
- タイトル
- ディスクリプション
- 見出し2と見出し3
- 各セクションの概要
これくらいをこの段階で決めてから、書き始めた方が良いです。
[カラー改訂版]バカ売れキーワード1000 (中経出版)バカ売れキーワード1000は、タイトルを決める際に役に立つので、手元に置いておくと良いです。
Step3:中身を書く
事前に決めた構成通りに記事を書きます。
見やすい装飾にすることを意識しつつ、装飾はやりすぎないように気をつけると良いです。
文章力はすぐには上がらないので、少しずつ勉強すると良いです。ターゲットユーザーのリテラシーも意識して、使うワードは選びましょう。
「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。文章力をつけるための勉強には、上の本が特におすすめです。
Step4:公開と拡散
公開後はSNSでアナウンスもすると良いです。
SNSでバズるとGoogle Discoverに表示されることもあります。
Google Discoverとは、ユーザーの興味や関心に関連するコンテンツを表示するサービスです。Google Discoverに表示されてアクセスが集まることをGoogle砲と呼んだりもします。
あまり期待しない方が良いですが、いいね4,500くらいのプチバズりでも表示されることがあります。
アクセスが多い2ヶ所は、Google Discoverに表示されたときです。このように普段はありえないようなアクセスがあるので、ちょっとした楽しいイベントです。
技術ブログのネタの出し方
超ニッチなテーマを扱わない限り、技術ブログのネタはたくさんあります。ここではネタの出し方を、5つ紹介します。
普段勉強や仕事をして身についたこと
普段仕事で使っている技術をテーマにしている方は、使った技術からネタを探すと良いです。勉強中のことでも良いです。
自分で書いた記事を自分で見返すことはよくあるので、自分のためにもなります。僕も『あれ、どうやるんだっけ?』と思って、自分のメディアを見返すことはたまにあります。
SEO関連のツールを使う
有料のツールもたくさんありますが、ほとんどの場合必要ないです。無料のツールでは、ラッコーキーワードがおすすめです。
reactで検索した例です。このように、サジェストを大量に表示してくれるので、その中からかけそうなワードを選んで書いても良いです。
Stack Overflowやteratailでユーザーの悩みを知る
Stack Overflowやteratailはエンジニアが、わからないことを質問できるサービスなので、ユーザーの悩みを知ることが出来ます。
タイトルをざっと見るだけでも、アイディアに繋がるかもしれません。
Twitterで話題になっていることを書く
プログラミングやweb制作業界では、Twitterで度々話題になるテーマがあるので、そのようなテーマを扱ってみるのも良いかもしれません。
一定周期で話題になることもあるので、一度自分のオピニオン記事を書いておけば、話題になるたびにSNSで呟いて流入が見込めるかもしれません。
話題になってることにいち早く飛び込むのは、特に初期は良いです。
この記事を書いている2021年11月30日現在、JetBrains社が軽量エディターを出すことを発表しました。実際に出たらすぐに、使ってみてレビューして記事にするなどしても良いかもしれません。新しい商品はまだ記事がない状態なので、場合によってはSEOでも上位を狙いやすいこともあります。
日本語チュートリアル作成
例えば、ReactやVueなどのモダンなフレームワークやライブラリは、アップデートが盛んです。新しい情報は公式ドキュメントや海外の記事で、収集することも多いです。
初心者の方にとって、英語で情報収集するのはハードルが高いので、日本語でわかりやすく解説してあれば助かる人は多いはずです。
海外の情報をいち早く仕入れて、発信することは技術ブログに限らず、他の分野でも使えます。中国トレンド情報を発信している、こうみくさん(@koumikudayo)は5万人以上もフォロワーがいます。
技術ブログで稼ぐ場合の書き方
稼ぐことを目的に技術ブログをやる場合は、今まで紹介してきたこともやりつつ、もっとSEOのことや記事の書き方など勉強しないといけません。
技術ブログは稼げない?収益化の方法6選!収益化の方法は上の記事で紹介しています。どんな収益化方法を取って、何を売るのかを決めて、戦略を練る必要があります。
- ASPを使う
- 自分の商品を売る
基本この2つのどちらかなので、ネットでものを売るスキルが必要になります。興味がある方は、アフィリエイターの方々の発信を参考にやってみると良いです。
独学に限界を感じていませんか?
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- 何をどこまで勉強すれば良いかわからない...
- 自分の書き方が正しいかわからない...
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