『プログラミング学習の独学が可能かどうか』は初学者にとって興味があるトピックではないでしょうか。
- スクール運営者は不可能寄りな意見が多い
- 現役エンジニアは可能寄りの意見が多い
ネットの記事やSNSを見ると、↑このように感じます。
結論、僕は独学でも可能だと思っています。実際に僕も独学ですし、周りのエンジニア仲間も独学が多いです。
- 独学が無理ではない理由
- 無理ではないけど非効率な点(=挫折する理由)
- 独学が向いている人の特徴
- 効率的なプログラミング勉強の手順
独学におすすめ!学び放題&質問し放題サービス!
無料登録だけで閲覧できる教材もあり!
- 質問し放題&回答率100%
- 月に1回以上のオンラインレッスン可
- 作りながら学べる教材が50種類以上
- かかる費用は月額2,980円~だけ
この記事の目次
駆け出しエンジニアを100人以上見てきて感じたこと
昔コーディングやプログラミングを教えていた時期があり、駆け出しエンジニアは100人以上見てきました。
現在も模写修行を運営する上で、駆け出しの方にユーザーインタビューすることがあります。また、サービス向上のためTwitterでも駆け出しの方々のツイートを見ています。
そこで感じることを紹介します。
プログラミングには向き不向きがある
プログラミングは諦めずに継続さえすれば、誰でもいつか出来るようになります。ただ、その諦めずに継続することが何より難しいことです。早々に挫折する方も多くいます。
挫折せずに継続するためには、良いスタートを切ることも大切です。
- 少しプログラミングに触れてみて楽しいと思えた
- 理系教科が得意、もしくは文系でもかなり勉強をしてきた
賛否ありそうですが、上の2点どちらかでも当てはまれば、プログラミングに向いている可能性は高いと思います。
向き不向きよりも次に紹介する、好きか嫌いかの方が重要です!
プログラミングには好き嫌いがある
プログラミングには好き嫌いもあります。
向いている人は習得が早く、好きになりやすい傾向もありそうですが、基本的に向き不向きは好き嫌いと関係ないと思います。
好きになれない方は長期的に見ると、継続して学習するのは辛いはずです。
- 自由な生活をしたい
- お金を稼ぎたい
このような動機で始めることは悪いことだとは思いません。ただ、好きではないと辛いということは頭に入れておきましょう。
因みに僕はあまり好きじゃないです(笑) webサービスを作るために必要だからやっています!😅
好き嫌いは関係あるけど、向き不向きはあまり関係ない
『向き不向きがある』と書きましたが、不向きでもその仕事が好きであれば、長い目で見て上達します。
- 覚えはあまり早くなかったけど、好きで続けて上達した
- 覚えは早かったけど、継続できずに途中で辞めた
このようなケースは普通にありました。
向き不向きは学習の初動に関係があり、その仕事が好きか嫌いかは長期的に見た時の上達に関係あるように感じました。
まとめると...楽しいと思えるなら頑張るべき!時間はかかっても少しづつ必ず上達します!
【大前提】独学やスクールよりもまず就職を考えるべき!
継続できる、挫折しない環境に身を置くことが、プログラミングを習得する上で最も大切なことです。ではどんな環境が挫折しにくいか…
- 就職してしまう
- プログラミングスクールを使う
- メンターを使う
- 独学
挫折率は一般的に、↑この順に低くなります。
そもそも、『スクール vs 独学』で考えがちですが、1 番良いのは就職してしまうことです。これが出来るのであれば、圧倒的に良いです。お金を貰いながら学べて、良くも悪くも監視されているので、続けるほかありません。
転職の場合は、ある程度基礎を身につけてからでないと、どこも入れないと思います。しかし、新卒やインターンならその限りではありません。
転職で未経験OKの求人も実際は純粋な未経験はほぼ取らないので、結局ある程度基礎は身につけないといけません。
未経験OKは、実務未経験OKと読み替えた方が良いです。
プログラミングの独学が無理じゃないと思う3つの理由
メンターやスクールを使って学習するするより、独学が非効率なのは当然です。しかし、昔に比べれば今はかなり独学しやすい環境になってきています。
- 独学で勉強するための情報が大量にある
- エラーや疑問の多くはググれば解決する
- 昔に比べプログラミングは簡単になっている
独学が可能だと思う理由について、詳しく紹介します。
独学で勉強するための情報が大量にある
今は独学で勉強するための書籍や学習サービスがたくさんあります。
- Progate
- ドットインストール
- udemy
- 書籍
- 低価格サービス
これらを使えば、基礎は十分学べます。
特に書籍は多くのチェックが入って出版されているので、情報の正しさという観点で、おすすめです。
意気込んで中級者向けのものを使う必要はありません。最初はとにかく簡単な超入門から始めましょう。
情報が多いことは良いことですが、情報を精査出来ないと、お金と時間を無駄にすることにもなります。
エラーや疑問の多くはググれば解決する
0からプログラミングを勉強する場合の主要言語は限られています。
業種 | 習得すべきスキル |
---|---|
webデザイン | HTML・CSS / JavaScript / WordPress |
フロントエンド | HTML・CSS / JavaScript |
バックエンド | Ruby or PHP or Python |
スマホアプリ | Swift or Kotlin |
これらの言語は情報も多く、エラーや疑問の多くはググれば解決します。ブログ / Zenn / Qiitaで解決方法を紹介している場合が多いです。
現役エンジニアも、わからないことがあれば、ググって解決しています。
ただし、30分程度悩んでも解決しなければ、教えてもたった方が効率的です。可能であれば質問出来る環境があると効率的です。
下記の記事で質問ができるサイトを紹介しています。
プログラミング質問し放題サイト7選!有料・無料に分けて紹介!エラー解決のコツは下記の記事をご覧ください。
プログラミングのエラー解決のコツを伝授!脱わからないイライラ!(初学者向け)昔に比べプログラミングは簡単になっている
10年以上前にプログラミングを始めた人は、情報も少なく、今より習得の難易度も格段に高かったように思います。
僕は初めてプログラミングに触れたのが、11年前くらいです。その頃は書籍くらいしか、選択肢がなかった気がします。
それに比べて、今は動画でわかりやすく解説している教材等もあるので、初心者は学習しやすい環境になりました。
僕らも模写修行という、コーディングの学習教材を出しています。初心者を半歩脱した方向けの教材です。
無料教材もあるので、ぜひご利用ください。
プログラミングの独学は無理じゃないけど非効率なのは確か!挫折するのは方向性が見えてないから!
独学が非効率になってしまう4つの理由です。
- 正しい教材の選定ができていない可能性がある
- 間違った方向に進んでいる可能性がある
- 必須スキルの欠落に気づかない
- 30分以上悩むのは時間の無駄
これらの問題ゆえに、どこに向かって努力すればよいかわからなくなり、挫折に繋がっていると思います。
正しい教材の選定ができていない可能性がある
今は低価格で良い書籍や教材がたくさんある一方で、あまり良いとは思えないようなものも多いと感じます。
また、出版/ローンチ時点では良くても、プログラミング言語等のアップデートに追いついていないものもあります。
初学者の方が、それらを見分けることは、かなり難しいと思います。
例えば、ProgateのReactコースは、解説内のコードが現在のReactのバージョンに追いついていません。今は使わないような古い書き方で解説されているので、Progateを使ってReactを勉強するのは確実に遠回りです。
AmazonでReactと検索して上位に出てくる書籍も、書籍内で使っているサービスのバージョンが古いため、サンプルコードが動かないはずです。
間違った方向に進んでいる可能性がある
上の図は、独学と人に教わった場合の目標達成へのイメージです。
独学は迷いながら進むことになります。したがって、図のように小さな軌道修正がたくさん必要です。場合によっては、間違った方向に進んで、大幅に遅れを取ることもあるかもしれません。
必須スキルの欠落に気づかない
上の図は、『埋めるべきピース = 勉強すべきこと』だと思ってください。
左端のピースから順に埋めるのが、効率的な学習手順です。
しかし、独学の場合、所々抜けが出ることがあります。そして、その抜けに気が付くきっかけがありません。
- 完全独学:自分が終盤まで来ていると"錯覚"している
- 人に教わる:自分の位置を"正しく理解"している
特に書籍などでもあまり触れられないような、中級者向けの内容は抜けが出る可能性が高いです。
30分以上悩むのは時間の無駄
- 上手くいかないけど、原因がわからない
Twitterで↑このようなツイートを稀に見かけます。
学習初期につまづいているのであれば、ほとんどの場合、現役のエンジニアに聞けば即解決します。
エンジニアやデザイナーをやっていると、ググる力はとても重要です。したがって、まずは自分で調べるべきです。ただし、30分程度自分で頑張ってみて、解決できないことは、聞いてしまった方が効率的です。
プログラミングの独学が向いている人の3つの特徴
独学ができる人にとっては、自分のペースでどんどん進められるので、人に教わるより良いと思う方もいるでしょう。
ここでは、どんな人が独学に向いているか、特徴を紹介します。あくまで個人的な意見であり、この特徴がなければ独学が無理ということではないので、参考程度にしてください。
- 勉強慣れしている
- プログラミングが好き
- プログラミング以外で成功体験がある
勉強慣れしている
勉強慣れしている人は、効率的に勉強する方法や自分にあった勉強法をわかっています。それに加えて、辛抱強さもあります。
学歴が高い方が有利というわけではありません。プログラミングは学校の勉強のように覚える勉強ではありません。理解して使うための勉強です。
理解して使いこなせることが重要なので、暗記でそこそこの学歴をゲット出来る受験勉強とは少し違います。理系が強いと言われているのは、理解する勉強だからです。
受験勉強や学校の勉強に限らず、何か熱心に勉強していた人は強いように思います。
プログラミングが好き
プログラミングをやってみて、面白い、楽しいと感じられる人は独学でもやっていける可能性が高いです。
誰でも好きなことはあると思います。その好きなことだったら、何時間でも出来るのではないでしょうか?
逆に全く好きになれない人はやめた方が良いです。稼げても、自由な生活が出来ても、好きじゃないと続かない思います。
プログラミング以外で成功体験がある
スポーツでも勉強でも1度何かで成功体験がある人は、新しいことに挑戦するときも強い傾向にある気がします。辛抱強さというか、気合いと根性というか…。
現に一緒に働いてるエンジニア陣は、高校の部活で良い成績を残している人が多いです。
何か過去に頑張ったことがある方は、その時の成功体験を思い出して頑張りましょう。成功体験がない方は、これから作るつもりで学習すれば問題ないです!
効率的なプログラミング勉強の手順
- Progate
- ドットインストール / 本 / Udemy
- 公式チュートリアル
- サービスを作る
初めてプログラミングをやる方は、この順番で学習することがおすすめです。
スクールに通う場合もドットインストール / 本 / Udemyはやった方が良いです。Progateはやらなくても良いです。
1~4に関して、順番に紹介します。
プログラミングをこれから勉強する方にとっての最適なルートです。既に何らかの言語を習得している方は、2や3からスタートするのが一般的です。
Step1:Progateでプログラミングを知る
Progateの良さの1つは環境構築が必要ないことです。
通常、webサイトやwebサービスを作る場合、自分のPC内に開発するための環境を構築します。その境構築が初心者にとって難関で、ここでわけがわからなくて早々に離脱する人も少なくないです。
Progateはwebでコードを書いて学べるサービスなので、環境構築をせずに学習ができます。プログラミングに慣れるためにはとても良いです。
ただし、Progateを完璧に学んだくらいではまだまだ実際に仕事をこなすのは無理です。Progateは基礎の基礎を学ぶサービスです。
Progateを何周してもあまり意味がないので、一通りやったら次に進むことをおすすめします。Progateはやらずに次に紹介する、ドットインストール / 本 / Udemyから初めても良いと思います。
Step2:ドットインストール / 本 / Udemyでプログラミングを本格的に勉強
ドットインストール / 本 / UdemyはProgateより少し難易度が高めです。環境構築も必要です。Progateをやった後はこの3つのどれかで勉強することがおすすめです。
各言語1冊は本で勉強すると良いです。本を選ぶ際は、書き方だけ学べるものではなく、なるべく何か実際に作ってみるセクションがあると良いです。
Udemyは実際に何かを作ってみる教材も多いので、評価が良くて気になったものはやってみると良いです。
何を使うにしても、なるべく情報が新しいものにした方が良いです。更新や出版が1年以内であればベストです。特にReactやVueなど、フロントエンドはアップデートも頻繁に行われているので、注意が必要です。
Step3:公式チュートリアルも一通り目を通す
フレームワークやライブラリには公式チュートリアルが充実しているものも多くあります。一通りやっておくと良いです。
分からないことは公式ドキュメントで調べるなど、英語での情報収集にも慣れておくて良いです。
Step4:自分で1からサイトやサービスを作ってみる
ローカル(自分のPC内)で開発するだけではなく、実際にサーバーとドメインを契約して一般公開まですると良いです。かかる費用は2000円/月程度です。
サイトやサービスによっては、無料のサーバーで良い場合もあるので、ほとんど費用はかからないと思って大丈夫です。
- webサイトを作りたい人
- webサービスを作りたい人
上の2つのケースを例にどんなものを作ると良いか紹介します。
💡 webサイトを作りたい人
webサイトを作りたい場合、WordPressを使ってブログを作ると良いです。webサイト制作を仕事にする場合、WordPressが扱えることは必須なので、慣れておくと良いです。
デザインもやりたい場合は、自分のポートフォリオサイトを作るのも良いと思います。ポートフォリオには成果物を乗せましょう。仕事で作ったものだけでなく、練習で作ったものでも良いです。
- 模写したもの
- 仕事で作ったもの
これらは著作権的に載せて大丈夫かは確認必須です。
もちろん最初から参考サイトのようなクオリティは出せなくて当然です。いつか作れるようになることを目指して、頑張りましょう。
💡 webサービスを作りたい人
webサービスを作りたい場合、初めは簡単な無料のサービスで良いです。有料のサービスになると決済が絡み複雑になってしまいます。
できればユーザーに使ってもらえるサービスが良いですが、かなり難易度が高いので、自分が使いたいとサービスで良いです。
- 自分が読んだ本とその感想を投稿できるwebの本棚
- 気に入ったwebサイトをタグをつけて保存できるサービス
- 決まった時間に決まった情報を自動で取得して、表示させるサイト
- 期限つきのto doリスト
例えば上のような規模とレベルのものが良いと思います。
少しの投資で効率化!おすすめサービス紹介!
この記事の内容をまとめると、『独学は可能だけど非効率な点もある』ということになります。
プログラミングスクールはとても高額なので、全ての人におすすめできるサービスではありません。ただ、わからないことを質問できたり、学習の相談ができる環境はあった方が良いです。
最後に格安で質問や相談ができる、メンターのようなサービスを2つ紹介します。
【無料でも使用可】月額2,980円から使える質問し放題の侍テラコヤ!
侍テラコヤ は月額2,980円から使える、プログラミング / コーディング / デザインの学び放題&質問し放題サービスです。
教材の一部は無料で閲覧できるので、興味がある方は登録してみると良いでしょう。
こんな方におすすめ!
- これから本格的にプログラミングの勉強がしたい方
- わからないことをチャットやZoomで質問したい方
- 少額の投資で学習の効率化したい方
サブスクサービスで入会金や解約料など他にかかる費用もありません。合わなければいつでも辞めることができます。かなりコスパが良い学習サービスです。
- 質問し放題&回答率100%
- 月に1回以上のオンラインレッスン可
- 作りながら学べる教材が50種類以上
- かかる費用は月額2,980円~だけ
口コミ・評判や対応言語に関しては、下記の記事をご覧ください。
侍テラコヤの口コミ・評判を調査!現役エンジニアが評価!【完全無料】動画でweb制作が学べるZeroPlus Gate!
ZeroPlus Gateは30日間無料でweb制作が学べるサービスです。31日目からお金がかかるわけではなく、30日で完結するサービスです。
こんな方におすすめ!
- これからweb制作の勉強をしたい方
- 学習期間1年未満の初学者の方
リスク0なのでweb制作を学びたい方は挑戦してみると良いです。中級者やweb制作ではなくプログラミングを勉強をしたい方には向いていません。(web制作ではなく、プログラミングを勉強したい場合は前述した↑侍テラコヤの方が向いています。)
- 60本の動画教材でweb制作が学べる
- 面談で学習サポートしてもらえる
- プロに何回でも質問し放題
- 30日以降お金がかかるわけではなく完全無料
無料の理由や30日でどんなサイトを作るかは、下記の記事で詳しく紹介しています。
【無料】ZeroPlus Gateの口コミ・評判を調査!web制作志望は必見?
色々な意見がありますが、この記事も一つの意見として参考にしてみてください。