プログラミングスクール業界は、闇が深いことが世間にも知れ渡ってきました。現役エンジニアの中には、プログラミングスクールをひどく嫌っている方もいます。
- 闇が深いと言われる理由は?
- なぜそんなに嫌われるの?
- やめとけと言われるのはなぜ?
この記事では、↑これらについて紹介します。
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この記事の目次
プログラミングスクールの闇が深いと言われる5つの理由
プログラミングスクールの闇が深いと言われる5つの理由について紹介します。
- 講師の質が悪い
- 転職の紹介先がSIerやSES
- 受講料が高すぎる
- 稼げる訴求の誇大広告
- 教材・カリキュラムの質が悪い
この5つが、闇が深いと言われる理由の全てだと言っても過言ではありません。
講師の質が悪い
プログラミングスクールの講師には、下記のような人たちがいます。
- 元生徒の中で優秀だった人
- ほぼ未経験から採用して数ヶ月程度の研修を経た人
- 経験の浅いエンジニア
- 現役エンジニア(かなり少ない)
LPなどに現役エンジニアと書いてあれば3か4、それ以外(例えばメンター)であれば1か2の可能性が高いです。
また、現役かどうか / 経験が豊富かどうかは明確な指標がないので、現役エンジニアと書いてあっても実際のところは判断する方法がありません。
💡 現役エンジニアに教わる方が良い?
現役エンジニアの講師に教わる方が良いですが、例外もあります。
何年もエンジニアをしていると、周りもエンジニアが多いため、平気でエンジニアしか知らないような専門用語を使う人もいます。
また、『なぜこれが分からないのか?』と初学者の気持ちを理解できないこともあるように思います。
- 教えることが向いているか
- 教えることが好きかどうか
エンジニアとしてのスキル以上に、↑これらが講師をやる上では大切です。
💡 経験が浅い講師に教わることは悪い?
プログラミングスクールは、ターゲットが0から勉強を始める人なので、数ヶ月勉強した程度の講師でも教えられると言う人もいます。それは半分合っていて、半分間違っているように思います。
生徒は初歩的な質問しかしてこないし、つまずく箇所は大体同じです。その対応だけであれば、経験が浅い講師でも出来ます。経験が浅い方が初心者の気持ちに立って教えられるというのも一理あります。
ただ、基礎的なことを教えて終わりではなく、今後生徒が自分で学習を続けていくためのヒントも提供すべきです。
- 保守運用を考慮したコードの書き方
- 今のトレンドや業界常識
- 単価や人材価値を上げるための方法
例えば、↑これらのことも教えられると、生徒にとってプラスです。このようなことは、実務をこなした人しかわからないことです。
転職の紹介先がSIerやSES
転職特化のプログラミングスクールに通っても、転職先はSIerやSESばかりという話しもよく聞きます。
- 自社開発企業
- 受託開発企業
- SIer や SES
生徒からの人気順はこのようになると思います。
スクールを運営していた知り合いに聞いたところ、今はSIerやSESばかりという事はないそうです。確かに昔はSIer・SES・受託系の比率が高かったようです。
そもそも昔は会社で働きつつスクールに通って転職を目指すような、緩めのスタンスのスクールも多くありました。
今は転職特化のスクールは、生徒にかなりコミットさせていて、フルで数ヶ月スクールに通える人をメインに受け入れています。仕事を辞めてスクールに通うことが前提です。
無料のスクールは転職させないとマイナスなので、無理やりにでも転職させる所もあります。結果、転職先での業務はテスターや単純作業で、エンジニアとしてほぼスキルアップが出来ないようなこともあるようです。
どんな企業に転職出来るかはスクールの力もありますが、その人がどれだけ頑張るかの方が大事です。
3ヶ月程度で実務レベルのスキルはつきませんが、出来るだけスキルアップすることで、自分が望む企業に転職することは可能です。
受講料が高すぎる
受講料はかなり高いです。
最大手のテックキャンプは65~75万円程度です。分割の場合実質年率19.8%なのでそれも含めるとかなりの額になります。
エンジニアに転職出来れば、長い目で見てこの出費は許容できたとしても、それでも短期でこれだけの出費はネックになるポイントです。
- 生徒が自習するための教室
- 講師やキャリアサポートの人件費
- 広告費
↑このようなコストがかかるので、ある程度の金額を取らないと回らないのでしょう。
教室がないオンラインのスクールは、その分料金も安いです。サポートはオフラインでやっているスクールの方が手厚いので一長一短という感じです。
稼げる訴求の誇大広告
広告を見ると簡単に数ヶ月でエンジニアに転職出来たり、フリーランスで稼げるような訴求をしているスクールもあります。
学習期間数ヶ月では毎日8時間勉強しても実務レベルは無理です。ただし、実務レベルにならないと転職やフリーランスで稼げないわけではありません。
とは言え、そこまでいくのにはたった数ヶ月であっても、大変な努力が必要なのは事実です。そこを隠して"誰でも簡単に"エンジニアになれるような訴求をするので、そんなの無理とわかっている現役エンジニアに嫌われているわけです。
商売なのでプログラミングスクールは、良い面や良い例しか見せません。
服屋で似合っていなくても、『いいですね、お似合いです!』と言うのと同じで、スクールに限らず商売はほとんどポジショントークです。しっかり自分で情報収集をして、判断することが大切です。
教材・カリキュラムの質が悪い
スクールの教材やカリキュラムは良くて市販の本レベルだと思います。
独自教材を使ってオンラインで学習するスクールが多いので、教材の追加・編集・削除が簡単に出来ることは、本に比べると良い点です。
また、本や学習サービスではチーム開発はできないので、その点もスクールのメリットではあります。
高いお金を払っているのに、蓋を開けてみたら『このレベルの教材か』と思う人もいるかもしれません。しかし、そもそも教材やカリキュラムに価値を感じてスクールに入るべきではないです。
良質な教材が欲しいなら、本やwebで学習できる月額数千円以下のサービスで十分です。全て合わせても1万円もかかりません。
大学の授業も市販の教科書を使っています。プログラミングスクールも市販の本を使って学習させた方が良いと思うんですけどね...
プログラミングスクールの価値を正しく理解しよう!
プログラミングスクールの価値はスクール側がなんと言おうと、主に下の3つです。
- 挫折しにくい
- 学習の効率化
- 転職支援
挫折しにくい
- 独学
- オンラインのスクール
- オフラインのスクール
一般的には挫折のしやすさは、この順になると思います。プログラミングでもデザインでも出来るようになれば楽しいので、いかに挫折せず継続出来るかが重要です。
ちなみに、トレーニングジムの1年後の筋トレ継続率は4%程度らしいです。プログラミング学習の継続率も独学だとこれくらいだと思います。この継続率を引き上げることが、スクールの役目だと思います。
学習の効率化
バグに何時間も悩むような不毛な時間をカット出来ることは、学習の効率化に繋がります。『いつでも遠慮なく質問できる人』がいることは学習する上で心強いです。
スクール選びの際は、質問対応の速さも確認しておいた方が良いです。
冒頭で紹介した、月1980円で質問し放題の侍テラコヤ は、平均回答スピードが30分らしいです。質問だけ対応してほしい方には、コスパが良くておすすめです。
【月額1980円】侍テラコヤの口コミや評判を調査!(侍エンジニアのサブスクサービス)転職支援
スクールに通ったから必ず転職に成功するわけではありません。他では持っていないような求人を持っているわけでもないです。
ただ、何人も転職のサポートをしているので、ノウハウはあるはずです。
日々の学習で人材価値を上げて、転職のためのサポートをしてもらえれば、自分で勉強して転職活動をするよりは効率が良いでしょう。
現役エンジニアからも評判が良いおすすめスクール
現役エンジニアからも評判が良いおすすめスクールを紹介します。
気になったスクールは、無料相談を申し込んで、色々質問してみると良いです。高額な買い物になるので、自分が納得できるところに通いましょう。
web制作志望ならデジタルハリウッド STUDIO by LIG
デジタルハリウッド STUDIO by LIGは、有名web制作会社のLIGが運営しているプログラミングスクールです。
- webデザイナー専攻(コーディングも含む)
- ネット動画ディレクター専攻
↑この2つのコースがあります。web開発はないので、フロントエンドエンジニアやサーバーサイドエンジニアになりたい方には向いていません。
💡 webデザイナー専攻で習得できるスキル
デザインスキル、HTML5、CSS3、JavaScript、jQuery、WEBサイトコーディング、スマホサイトコーディング、レスポンシブデザイン、Webディレクション、Web分析、Webマーケティング、プレゼンテーション、企画力
- 有名web制作会社が運営
- 制作会社ならではのカリキュラムで実践的なスキルを習得できる
- マンツーマンサポート体制
- そのままLIGへ就職できる?(※)
※ スクールを卒業してそのままLIGへデザイナーとして入社した方もいるようです。もしかしたら、良い人は就職することも出来るのかもしれません。
サーバーサイド志望ならRUNTEQ
昔からフォローさせてもらっていますが、社長自身がエンジニアで、スクールにもコミットしてる点が信用できます。
また、多くのスクールが良い部分ばかりを見せる中、学習時間を1000時間に設定している所も良いです。
現役エンジニアの中で、RUNTEQだけは認めている人もいる印象です。(あくまでTwitterを見ていて個人的に感じることですが)
プログラミングスクールは高くて無理!でも独学は不安な方におすすめのサービス!
独学でもプログラミングの勉強は可能です。しかし、下記の点で非効率なことは確かです。
- 正しい教材の選定ができていない可能性がある
- 間違った方向に進んでいる可能性がある
- 必須スキルの欠落に気づかない
- 30分以上悩むのは時間の無駄
- 書籍や教材では学べないけど実務で必要なことがたくさんある
プログラミングスクールは高くて無理な方向けに、格安で質問や相談ができる、メンターのようなサービスを2つ紹介します。
web制作志望には30日無料で学べるZeroPlus Gateがオススメ!
ZeroPlus Gate は30日間無料でweb制作が学べるサービスです。
無料なので学習期間1年未満の初学者の方にとって、やらない理由はないかなと思います。中級者やweb制作以外の勉強がしたい方には向いていません。
- 50本以上の動画教材でweb制作が学べる
- 30日間に4回の面談がある
- slackで質問し放題
- 30日以降お金がかかるわけではなく完全無料(そして30日で終了)
無料の理由や30日でどんなサイトを作るかは、下記の記事で詳しく紹介しています。
【無料】ZeroPlus Gateの口コミ・評判を調査!web制作志望は必見?web制作以外も勉強したい方には月額2980円の侍テラコヤがオススメ!
侍テラコヤ は月額2980円で様々な言語が学べるサービスです。
web制作も学べますが、他の言語もたくさん対応しています。いろんな言語に触れてみたい方には特におすすめです。
また、平均回答時間が30分なので、質問の回答が早くほしい方にもおすすめできます。
- 月額2980円のみでそれ以外にかかる費用はなし
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口コミ・評判や対応言語に関しては、下記の記事をご覧ください。
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