テキストの上下のスペースが気になったことはありませんか?
webのline-heightは、テキストの上下にスペースが入る仕様になっています。特にフォントサイズが大きめのテキストだと目立つ場合が多いです。
また、デザインツールの行間(行送り)とwebのline-heightの仕様の違いにより、デザインを忠実に再現するためには細かい計算が必要になります。
この記事では、SCSSのmixinを使って、効率良くline-heightで出来るスペースを消す方法を紹介します。
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この記事の目次
line-heightの上下のスペースが気になる...
webのline-heightの仕様は、上の画像のように各行の上下にスペースが入ります。このスペースはハーフ・レディングと呼ばれています。
.hoge{
line-height: 1.5;
font-size: 20px;
}
例えば上の指定だと、((20 × 1.5) - 20) / 2 = 5px が各行の上下に入ります。
- 1行目の上には5px
- 1行目と2行目の間は5px+5pxで10px
- 2行目の下には5px
↑これらのスペースが空くことになります。
フォントサイズが小さい場合は、あまり気になりませんが、タイトルやキャッチコピーなど、フォントサイズの大きな箇所は気になる場合があります。
デザインツールとwebのline-heightの仕様の違い
各デザインツールの行間(行送り)とwebのline-heightは仕様が異なる場合があります。
- XDでは上の画像のように行の間のみスペースが入る(上下には入らない)
- Figmaはwebと同じ仕様
ピクセルパーフェクトでコーディングする際、この仕様の違いがネックになります。
- XDでテキストの上に余白が16xp空いている
- コーディング時はmarginで16px空けた
- ハーフ・レディングのせいでwebのほうがスペースが大きくなる
↑このようなことが起きます。この場合、コーディング時にテキストの上下のハーフ・レディングを消せば、デザインを忠実に再現することができます。
デザインをピクセル単位で再現すること、1pxのズレもなく再現を目指すこと。※ ただし、完全一致は難しい場合もある。
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line-heightで出来るスペースを消す方法
1番上と1番下のハーフ・レディングを消す方法を紹介します。
ネガティブマージンを使う方法
.hoge{
line-height: 1.5;
font-size: 20px;
margin-top: -5px;
margin-bottom: -5px;
}
ハーフ・レディング分のネガティブマージンを使ってスペースを消すことができます。ただし、毎回何pxか計算するのはとても面倒です。
SCSSのmixinを使う方法
@mixin lineHeightSpaceFill($line-height) {
&::before,
&::after {
content: "";
display: block;
width: 0;
height: 0;
}
&::before {
margin-top: calc((1 - #{$line-height}) * 0.5em);
}
&::after {
margin-bottom: calc((1 - #{$line-height}) * 0.5em);
}
}
/* 使用例 */
.hoge{
font-size: 16px;
line-height: 2;
@include g.lineHeightSpaceFill(2);
}
テキストの上下に擬似要素でハーフ・レディング分のネガティブマージンを入れています。毎回mixinを使うのは面倒ではありますが、計算が省けるのでまだましです。
line-height分の調整前と後の比較
該当箇所 | CSS |
---|---|
タイトル | line-height: 1.8 font-size: 32px |
画像下のテキスト | line-height: 2 font-size: 16px |
画像の左はハーフ・レディング分の調整をしていないもので、右は調整したものです。調整するかしないかで結構な違いがあると感じるのではないでしょうか?
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